今日は私の家の畑をご紹介します。
50坪ぐらいある畑を今年の夏は放置していましたら、稲科の草が生える生える。

連日の暑さが10月まで続いたおかげで、草刈をやろうとすればクラクラするので中止していました。
本業がとても忙しくてありがたい反面、休日は体を休めなければ持たないからです。

それでも先月久しぶりに草を刈りました。
シソやオクラやミニトマトは驚く事にまだ元気に育っていたのです。

実はうちの畑は一昨年から化学肥料を与えていません。農薬は最初から与えてなかったのですが、当初は害虫が湧いては枯れる、病気になるということが続いていました。

いろいろ考えていて気がついたのは、化学肥料を与えると害虫が増えることでした。
誘引物質が出て引き寄せるのだと思います。これなんか人間が現世的な利益を得るために引き寄せに夢中になっていることで魔を呼んでいるのに似ています。

ある無農薬実践者にこの話をすると、誘引を否定されなかったのですが、別の答えを教えていただきました。

害虫は作物の弱った部分を食しに来る!そうなんです。
肥料は結局作物自身の免疫を落としていたわけです。肥料をあげれば必ず消毒をするような連鎖になるんですね。ただし有機肥料はダメだとは言い切れません。

それでも有機の元になる残飯や堆肥の元になる糞などにも動物が食べていた餌に化学物質があるのですから完全ではありません。
バラを育てているのでわかるんです。農薬をたっぷり使った田の藁をマルチングに使ったり、それらでできた堆肥を土に混ぜると病気は増えるのです。

人間社会の仕組みいはこれと同じことが起きていますよね・・・・・
栄養や保護・あまりにも予防されすぎて育った環境が当たり前の基準だから、添え木がなければ少しの雨風で倒れてしまうわけです。

自分自身で立てない人間と薬物依存の農業は似ていませんか?

自然に帰り自然に学び自然を壊さないで摂理に従う農業ができることが世界を変えることができると思います。

自然農法3
                                  寒い今日も咲くトマトの花

自然農法2
                  まだ収穫できるのは自然農法だから

自然農法
                  まったく耕さないで植えたブロッコリー



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